ご挨拶

 この度、第5回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会近畿支部学術集会を、2019年7月27日(土)に、兵庫医療大学(神戸市)にて開催させていただくこととなりました。

 学術集会のテーマは、「次世代へつなぐ、呼吸ケア・リハビリテーション」としました。その理由は、昨年に十数年ぶりに本学会等より「呼吸リハビリテーションに関するステートメント」が出されました。このステートメントは、これからの呼吸ケア・リハビリテーションの指針です。それを受けて、本テーマを「次世代へつなぐ、呼吸ケア・リハビリテーション」として、ステートメントに沿ったプログラム構成としました。

 プログラムには、会長講演として「看護師・セラピストに望まれる呼吸ケア・リハビリテーションの視点」、教育講演として「歯科医から見た誤嚥性肺炎」、「在宅医療における薬剤師の役割」、「管理栄養士の訪問栄養指導」、「心臓リハビリテーションと呼吸ケア」、「臨床研究に必要な基礎知識」、シンポジウムとして「呼吸リハビリテーション・ステートメント2018における将来への課題」、「シームレスな呼吸ケア・リハビリテーションを目指して」、さらにランチョンセミナーとスイーツセミナー、一般演題の構成で予定しています。スイーツセミナーでは、神戸の美味しいお菓子を用意させていただきます。

 当学会の会員数は、2017年で4,453名ですが、このうち近畿支部には735名の会員の皆さまがいらっしゃいます。会員はもとより、非会員や学生さんなど多くの方々に参加していただければ幸いです。

石川 朗

神戸大学大学院保健学研究科 パブリックヘルス領域 教授